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2011年09月23日12時09分 [ⓒ 中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/021/144021.html?servcode=400§code=400
KTX山川、欠陥隠して開通…国民の安全を担保?
KTX山川(高速鉄道)の相次ぐ故障はKTX1に比べて著しく短い製作期間と試験運転期間のためという主張が提起され、試運転期間に発見された設計および製作の欠陥を隠して開通していたことが明らかになった。
韓国国会国土海洋委の姜琪正(カン・キジョン)議員(民主党)は23日、コレイル(韓国鉄道公社)に対する国政監査で、
「コレイルが提出した『KTX山川試験運行過程で表れた問題点措置結果』を見ると、KTX山川は試験運行中に設計および製作の欠陥などの問題が83件見つかり、このうち36件は開通後3カ月-1年まで問題が解決されなかったことが確認された」
と明らかにし、衝撃を与えている。
姜議員は「KTX山川の製作および設計欠陥を事前に解決できなかったのは、国民の安全をかけてギャンブルをするようなものだ」とし
「コレイルと現代(ヒョンデ)ロテムは製作および設計の欠陥を隠したことについて謝罪し、再発防止対策を出さなければならない」
と指摘した。
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2011年09月23日13時46分 [ⓒ 中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/026/144026.html?servcode=400§code=400
KTX山川の故障の36%、外国部品が原因」
KTX山川(高速鉄道)の故障の原因の36%が外国産部品のためだという主張が出てきた。
23日に行われた国会国土海洋委員会のコレイル(韓国鉄道公社)国政監査で、ハンナラ党の鄭熙秀(チョン・ヒス)議員は
「KTX山川は2010年に28回、2011年は7月までに22回の故障が発生した」
とし
「故障のほとんどは、動力の伝達、ブレーキ装置など安全と密接に関係する装置だった」
と明らかにした。
鄭議員は
「KTX山川が起こした50回の故障の原因を分析した結果、外国産部品による故障が18回で36%にのぼる」
と主張した。
外国産部品の故障や修理について、部品自体に関する基礎技術が不足し、現代(ヒョンデ)ロテムが解決策を持っていないのが原因だと、鄭議員は分析した。
鄭議員は
「現代ロテムが国産化できない部品は、主幹制御器、信号装置、減速機など信頼性と総合安全度が考慮されなければならない部品」
とし
「これに対して確実な安全が担保されなければ、KTX山川に事故や故障が発生する可能性は非常に高い」
と主張した。
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つまり、外国部品を使うのは自国で生産できる能力がないから、ということになり、と同時にそのことは、外国部品の品質検査、性能検査あるいはテストを行う方法をもっていなかった、ということになる。
このことからすると、中国の技術提供を要求するやり方のほうがはるかに理にかなっている、といっていいことになる。
やはり中国人のほうが心構えで一歩進んでいるとえる。
故障の原因の2/3は自国生産部品にあるというのは、品質管理に問題がある。
自国で作れない部品の品質検査は確かに困難を極めるから、まあしかたがないと思える。
しかし、
自国で生産した部品が事故原因の2/3を占める
というのは、問題がでかすぎる。
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ハンギョレ・サランバン 2011年09月23日07:36
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1541455.html
KTX-山川、安全点検期間 アルストム社の1/3に過ぎない
国産化 日程に追われ平均5ヶ月のテスト後に無理な投入
試運転距離も半分… "国民乗せて試験運行" 指摘
頻繁な故障で‘故障鉄’という汚名を受けたKTX-山川がKTXより車両故障を事前に点検し安全性を確認する期間が短かったことが明らかになった。
試運転距離もKTXの半分程度に過ぎず、KTX-山川が国産化日程に追われ無理に運行に投入された結果、頻繁な故障を起こしたのではないかという指摘が出ている。
22日国土海洋委員会所属のカン・キガプ民主労働党議員がKORAILから提出させた高速鉄道引き受け資料を見れば、フランス アルストム社が設計製作したKTXの場合、工場出庫日からKORAILが取得するまでに平均16ヶ月かかった反面、現代ロテムが国内技術で製作したKTX-山川は同期間がKTXの3分の1に満たない5ヶ月に過ぎなかった。
工場出庫後、KORAILに引き渡されるまでに製作会社は試験運転と車両調整試験、車両性能試験、総合試験など180種余りの試験を実施する。
特に最先端高速車両の特性上、出庫後 引き渡しまで静かに停めておくことができないため車両を周期的に運行し性能を点検する‘動的保管’を行う。
出庫後に運行しない場合、性能低下および故障の恐れがあるためだ。
イ・ジンウォン 又松(ウソン)大教授(鉄道車両システム学)は
「この期間が短かければ短いほど総合的な安全テストおよび安定化期間も短かいという話」
と話した。
KTX-山川の試運転期間もKTXの半分ほどに過ぎなかった。
アルストム社が製作したKTXの試運転距離はフランス現地で10万km、我が国に入ってきた後に4万kmで計14万kmに達したが、
KTX-山川は6万9000kmであった。
カン・キガプ議員は
「安全テスト期間が不足したことが結局は製品欠陥と頻繁な事故につながった」
として
「KORAILは結果的に国民を乗せてKTX-山川の試験運行をした形」
と批判した。
これに対してKORAIL関係者は
「安全性を確認する時間が長ければ長いほど故障を減らすことができるという点は認めるが、KTXの引き受け期間が長かったのは1998年開通予定だった京釜(キョンブ)高速鉄道が2004年に延期になったため」
とし
「山川の場合、安全性テストと4万kmの試運転距離など法的基準を守った」
と話した。
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