2011年9月22日木曜日

ネット回線速度、韓国が世界最速:ソフトは19位

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サーチナニュース 2011/09/22(木) 12:1
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0922&f=it_0922_005.shtml

ネット回線速度、韓国が世界最速「わが国は10分の1…」=中国

  米Pando Networks社がこのほど行なったインターネット回線の平均接続速度の調査の結果、中国のインターネットの回線速度が、韓国の速度よりも現時点で約10分の1遅いことが分かった。
 中国経済網などが報じた。

  同社は調査において、約224カ国、約2000万台のPCを対象に、2011年1月から6月の間、PCでのダウンロードを約2700万回行った結果を集計した。
 その結果、1位は韓国で、1秒あたり2202KBのダウンロードを可能としていたことが分かった。

  2位以下は以下のとおり。
 などがいずれもランクインを逃している。

1.韓国 2202KB/s
2.ルーマニア 1909KB/s
3.ブルガリア 1611KB/s
4.リトアニア 1462KB/s
5.ラトビア 1377KB/s

6.日本 1364KB/s
7.スウェーデン 1234KB/s
8.ウクライナ 1190KB/s
9.デンマーク 1020KB/s
10.香港 992KB/s 

  意外なところでは、欧米の先進国のうち、
ドイツ 647KBp/s、 
米国 616KBp/s、
フランス 604KB/s、
英国 599KB/s、
カナダ 579KB/s、
オーストラリア 348KBp/s

  一方、中国は245KB/sで、世界平均の580KB/sに及ばなかった。
 中国経済網などでは、「世界のインターネット回線速度比べ、中国は韓国の10分の1」などと報じた。




TechCrunch on 2011年9月22日
http://jp.techcrunch.com/archives/20110921a-look-at-whos-winning-the-global-internet-speed-race-infographic/

 世界の国々のインターネット接続速度―トップの韓国に続いたのは意外なグループ
〔インフォグラフィック〕

 われわれは7月にデジタル・ダウンロード・サービスのPando Networksが発表した調査を紹介した。
 ここではアメリカの都市の間でインターネットへのアクセスの速度と品質に驚くほどの格差が存在することが明かされていた。

 今日(米国時間9/21)、Pando Networksはアメリカばかりでなく、世界各国のネット接続速度と信頼性に関する調査を発表した。
 これによって世界のデータアクセスの現状を広汎に知ることができる。

 面白いことに、ダウンロード速度の世界平均は580KBpsだそうだが、なんとアイダホ州の接続速度はこれに遠く及ばない。
 一部の読者には衝撃かもしれないが、アメリカ全体の接続速度は616KBpsで世界での順位は26位に過ぎない。
 1位に輝いた韓国は2,202KBpsという恐るべきスピードだ。

<<上図>>

 韓国に続く上位グループの顔ぶれも意外で、東欧の小さな国々だ。
 2位のルーマニアが1,909KBps、
 3位のブルガリアが1,611KBps。
 さらにリトアニアが4位で1,462KBps、
 ラトビアが5位で1,377KBps、
 ウクライナが8位で1,190KBps
であるのに、北アメリカ全体が接続速度に関してはかんばしくない成績だ。

 上で書いたようにアメリカが26位、カナダが31位、メキシコが86位だった。〔日本は1,364KBpsで6位、7位はスウェーデンで 1,234KBps〕。

 アフリカとアジアの途上国が下位を占めたのは予想どおりだ。
 コンゴが13KBpsで最下位、中央アフリカが14KBpsでこれに続いた。

 中国は245KBps、
 オーストラリアは348KBpsだった。




2011年09月27日14時58分 [ⓒ 中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/129/144129.html?servcode=300&sectcode=330

韓国IT産業の競争力、世界19位
…4年連続で落ちる

韓国のIT産業の競争力指数が4年連続で落ちたことが分かった。

米国事務用ソフトウェア連合(www.bsakorea.or.kr)がエコノミストインテリジェンスユニット(EIU)に依頼し、27日に発表した「2011世界IT産業競争力報告書」(IT Industry Competitiveness Index)によると、韓国は総合競争力指数60.8で、調査対象66カ国のうち19位となった。
  前年に比べて順位は3つ落ちた。

この報告書が最初に発行された07年から順位は下がり続け、
 4年間で13順位も落ちている

アジア太平洋地域では調査対象14カ国のうち香港と同じ指数で6位にとどまった。
  アジアの場合、シンガポールが世界3位で最も高く、豪州、台湾、日本、ニュージーランドなどの順となった。


 これどういう意味だろう。
 ハード的には世界ナンバーワンだが、それを使いこなす能力は19位だということだろうか。
 アメリカのハードウエアは韓国の3割以下のスピードしかないのに、ソフトはやはりトップだ。
 このへんの違いが何かを象徴しているような気がする。
 いくらハードを整備してもそれを使い切る才能がないと宝の持ち腐れになってしまうということだろうか。




2011年09月29日16時11分  [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=144219&servcode=100&sectcode=140

【コラム】日本のガラパゴス化 韓国IT産業にも?

韓国は浮上し、日本は沈む。
  中国は恐るべき速度で追い上げている」。

9日に独ベルリンで閉幕した欧州最大の家電・情報技術(IT)展示会「IFA2011」で出てきた韓日中3カ国に対する評価だ。
  韓国企業が今回の展示会で世界最高の競争力を立証した半面、
‘打倒韓国’を叫んだ日本企業は製品の市場性やデザインで大きく劣る成績表を受けた。


日本電子企業の衰落は最近のことでない。
 日本の象徴だったソニーは慢性赤字に苦しみ、日本半導体業界の最後の砦だったエルピーダメモリには09年、公的資金が投入されることになった。
 日本の代表電子ブランドの一つだった三洋も中国資本に売れた。
  グローバルモバイル市場で日本企業は存在感を失い、
 「日本で通用すれば世界で通用する
というのも今では過去の話になった。

これまで日本は1億3000万人にのぼる内需市場のおかげで、独自の技術標準にこだわりながらも世界市場で生き残ることができた。
 しかし技術水準を過度に日本内需市場に合わせたことで、レベルは高くても世界市場の欲求や国際標準と合わず、孤立の道を歩むことになった。
 グローバル市場で競争力を失うと、日本内需市場も危機に直面した。
 ニューヨークタイムズはこうした日本の状況を「ガラパゴスシンドローム」と定義した。
 陸地と離れて独自に進化したことで競争力が弱まり、外来種の流入によって多くの種が絶滅の悲劇を経験したガラパゴス島に例えたのだ。

こうした日本の状況を表す言葉だった「ガラパゴスシンドローム」が、最近になって韓国のIT・インターネット産業にも適用される兆しが出てきた。
  米シリコンバレーのエンジェル投資家が集まる「Geeks on a plane」の創立メンバー、ベンジャミン・ジョフ氏は昨年、あるメディアとのインタビューで
 「韓国はIT世界でガラパゴス島
と厳しい忠告をした。
 東アジアに関しては最高の専門家といわれるジョフ氏がこうした表現を使った理由は何か。

まず国内企業の行き過ぎた技術至上主義が没落期の日本と似ているからだ。

韓国IT業界が‘iPhoneショック’を経験したのもそのためだが、
 iPhoneは最高技術の集合体ではなく最高アイデアの集約体だった。
 韓国IT産業が過度に内需市場に焦点を合わせているのも問題だ。
 早くから韓国IT企業はサイバーマネー、SNSなど世界的ビジネスモデルを開発したが、内需市場に安住し、グローバル化に乗り出さなかったため、グーグル、フェイスブックのようにグローバルIT企業に成長できなかった。

各種規制もIT産業の発展を阻害している。
  17日にソウルで開かれた世界IT経営フォーラムで、多くの専門家は韓国ベンチャー企業の成功が難しい理由にIT産業に対する規制を指摘した。
 インターネット実名制、ゲームコンテンツ事前審議のような規制が発展を妨げるということだ。

日本が犯した愚を韓国が犯さないためには、技術よりもアイデアを優先して考える必要がある。
 技術はアイデアを実現する道具にすぎない。
 企業は技術開発段階から世界市場に目を向け、標準化を通してグローバル市場を確保するのに注力しなければならない。
  政府もWiBroの場合のように韓国型標準にこだわった過去の過ちを繰り返さず、IT産業に対する果敢な規制改革を推進することが求められる。

魯嬰泣衛という言葉がある。
 魯の国の少女「嬰」が、衛の国の世子の愚かさが自国に及ぼす災難を予想して泣いたという故事から生まれた言葉だ。
 世の中には自分と無関係なものはないため、世界の流れに敏感でなければならないという意味だ。
 時々刻々と変わるグローバル競争の中で、韓国企業に警鐘を鳴らす教訓と見ることができる。




レコードチャイナ 2011-09-24 19:07:32 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=54602&type=

中国の大学IT教材は1980年代のレベル
=卒業生は即戦力にならないと専門家―中国

 2011年9月22日、揚子晩報は記事
 「中国の大学教材は遅れているとの指摘=中国人大学生の研修がドイツ企業の悩みのタネ」
を掲載した。

 「日々新しい技術が登場しているIT(情報技術)業界なのに、大学の教材は1980年代の水準だ」
と嘆いているのが、ある大手ドイツ企業。中国進出後、最も頭を悩ましているのが従業員の研修だという。
 ITを専門に学んだ大学生も即戦力にはならないという。

 これは第3回中国ドイツ教育フォーラムで明らかにされた。
 人材コンサルティング企業・Mycosの王伯慶(ワン・ボーチン)総裁は中国の大学教材が古すぎると嘆いた。
 リューベック応用科学大学のJoachim Litz副学長も中国に進出したドイツ企業はまず、大規模な研修施設を作るところから始めなければならないと教育の不備を指摘した。

 ドイツの教員は毎年、企業や研究所を訪問し最新の技術を把握。
 専門的な技術を教える大学、学科では関連する企業で実習した経歴を持つことを受験の条件にするなど、専門の実践性を高めているという。







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