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朝鮮日報 記事入力 : 2011/09/08 09:30:22
http://www.chosunonline.com/news/20110908000027
中国、空母就役で第4艦隊創設へ
中国は来年、初の空母の就役に合わせ、
空母船団を中心とする第4艦隊を新設
することを検討しているもようだ。
7日付香港紙・明報は、中国の消息筋の話として、中国初の空母が試験航行に入ったことを受け、中国海軍の第4艦隊が近く創設されると伝えた。
第4艦隊は南シナ海に面する海南島の三亜に基地を置き、長期的には2個の空母船団が配備されるもようだ。
旧ソ連の空母ワリヤーグを改造した中国初の空母は、来年8月1日の人民解放軍建軍記念日に合わせ、就役が見込まれており、第4艦隊の発足は来年初めか半ばになるとみられる。
中国海軍は海域ごとに三つの艦隊から成る。
山東省青島市を基地とする北海艦隊は、黄海(韓国名・西海)を管轄。浙江省寧波市に司令部を置く東海艦隊は東シナ海、広東省湛江市の南海艦隊は南シナ海をそれぞれ管轄している。
中国が第4艦隊を新設するのは、既存の三つの艦隊が沿海、近海の防衛を担当しており、攻撃任務を持つ空母船団を既存艦隊に組み込むのは困難との判断があるためとされる。
新設される空母船団は、既存の部隊とは独立した特殊戦略部隊で、中国軍の統帥権を持つ党中央軍事委員会に直接報告を行う。
戦略・戦術核ミサイル部隊で、中央軍事委が直接管轄している「第2砲兵部隊」と似た性格となる。
明報は、初の空母を中心とする空母船団の構成は、遠距離防空駆逐艦2隻、中距離防空・対潜作戦用駆逐艦4隻、護衛艦2隻、原子力潜水艦2隻が空母を護衛する形になると報じた。
潜水艦は中国の攻撃用潜水艦「093型商級原子力潜水艦」になるという。
093型原潜は、全長107メートル、幅11メートル、排水量6000トンの規模で、加圧水型原子炉2基を搭載している。
マカオ国際軍事学会の黄東会長は「第4艦隊がまともな戦力を確保するのは2020年以降になる」と予測した。
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/09/09 09:26:42
http://www.chosunonline.com/news/20110909000024
ロシアが戦略原潜を極東に配備、
中国をけん制
ソ連崩壊後初めて建造された新鋭の原潜
太平洋艦隊への揚陸艦配備も計画
ロシア国営イタル・タス通信は8日、ロシアがソ連崩壊後に初めて建造した戦略ミサイル原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルキー」(写真)が、年内にも極東ウラジオストクに司令部がある太平洋艦隊に配備される予定だと報じた。
イタル・タス通信によると、ウラジーミル・プーチン首相は今月5日、自身が代表を務める与党「統一ロシア」の集会で
「潜水艦のテストは順調に進んでおり、年末までには太平洋艦隊に引き渡せる。海軍の近代化に取り組み、核抑止から海洋権益の確保に至るまで、あらゆる問題を解決できる能力を備えていく」
と語った。
12世紀に現在のクレムリンの原型となる城壁を築いたユーリー・ドルゴルキー公の名を冠したこの原子力潜水艦は、ボレイ型原潜(全長170メートル、満載排水量2万4000トン)1番艦で、水中発射型弾道ミサイル(SLBM)「ブラバ」を最大12発搭載できる。
ブラバとは「鉄槌(てっつい)」を意味し、6-10発の核弾頭を装着している。
射程距離は8000キロから1万キロに達し、米国本土の攻撃が可能だ。
旧ソ連は冷戦時代に、射程距離3000キロ程度の中距離ミサイルを搭載した戦略原潜を8隻建造した。
これらの戦略原潜は主に北海に配備され、米国や西欧をけん制することに重点を置いた。
ロシアが、旧ソ連時代の戦力を取り戻す中で最新型戦略原潜の1番艦を極東に配備するのは、対米核抑止力はもちろん、最近初の空母の試験航行を行うなど急速に軍事力を拡大している中国を念頭に置いたものと分析されている。
ロシアは2020年までに、SLBMブラバを搭載できる原潜の数を8隻に増やす計画だ。
また、ボレイ型2番艦「アレクサンドル・ネフスキー」と3番艦「ウラジーミル・モノマフ」、フランスから購入したミストラル型揚陸艦なども太平洋艦隊に配備される予定だ。
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2011年09月09日10時02分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/646/143646.html?servcode=A00§code=A00
ロシア原潜「ドルゴルキー」が東海へ…
中国は空母艦隊創設へ
東アジアで中国とロシアが競い合うように海軍力を増強し、領域内の海域で緊張が高まっている。
ロシアは今年中に最新鋭原子力潜水艦を太平洋艦隊司令部に配置する計画だ。
中国は試験運航に入った「ワリャーグ」のほか、新型原子力空母を建造し、これを中心にした攻撃用の新艦隊の創設を進めている。
中国と米国が南中国海(南シナ海)で覇権競争を繰り広げているなか、ロシアまでこれに合流し、東アジア海域で海上軍備競争がさらに加熱する様相だ。
8日の日本読売新聞によると、ロシアがソ連崩壊後初めて建造した最新鋭原子力潜水艦「ユーリ・ドルゴルキー」を年内に太平洋艦隊(司令部ウラジオストク)に配置する予定だ。
同紙によると、ロシアのプーチン首相は5日、与党・統一ロシアの集会に出席し、
「新しい潜水艦のテストがうまく進行中で、年内に太平洋艦隊に引き渡す」
と述べた。
ロシアは1990年代、「ユーリ・ドルゴルキー」の開発に着手し、07年に進水した。
しかし潜水艦に搭載される射程距離8000キロの弾道ミサイル「ブラバ」の発射試験に失敗し、実戦配備が数年遅れた。
そして今年6月と8月、ブラバ発射試験が相次いで成功したことで、プーチン首相は年内に太平洋艦隊に配置する計画を明らかにした。
新しい潜水艦の母港はカムチャツカ半島の軍港になるという。
ロシアはこのほか、フランスから導入したミストラル級強襲揚陸艦も太平洋艦隊に配置する計画だと、読売新聞は伝えた。
この場合、東アジア海域でロシアの海軍力が大きく高まり、韓国・米国・日本にとって相当な脅威になると予想される。
中国も海軍力の増強に拍車を加えている。
ロイター通信などは上海付近にある長興島の江南造船所で5万-6万トン級の空母2隻を製作中だと伝えた。
ディーゼルエンジンを使用する「ワリャーグ」とは違い、2隻とも原子力空母になるといううわさも広まっている。
これに関し香港の軍事専門家らは
「中国が複数の空母艦隊を構成し、領土紛争がある南中国海はもちろん、西太平洋やインド洋にまで作戦半径を拡大する案を推進している」
と分析した。
これとともに中国は北・東・南海の従来の3つの艦隊のほか、南中国海の戦略要衝地である海南島三亜に第4艦隊を新設する計画だと、香港明報が7日報じた。
中国が第4艦隊の創設に乗り出したのは攻撃型艦隊を別に置くための布石と解釈される。
◇ユーリ・ドルゴルキー(Yuri Dolgo rukiy)=ソ連崩壊後にロシアが初めて建造した最新鋭原子力潜水艦。
07年に完成された。12世紀にクレムリンの城壁を築いて今日のモスクワの起源をつくった英雄ユーリ・ドルゴルキーにちなんで名付けられた。
「ユーリ・ドルゴルキー」はロシア語で「長い腕(ドルゴルキー)のユーリ」という意味でもある。
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