2011年9月10日土曜日

ロシアからのメッセージ

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● NHKニュース



NHKニュース 2011年9月10日 4時2分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110910/t10015510251000.html

多数のロシア艦艇 北海道沖に



 ロシア海軍の駆逐艦など艦艇4隻が、宗谷海峡を通過したうえ、さらに艦艇およそ20隻が北海道沖の日本海を航行しているのを、海上自衛隊の哨戒機が確認しました。
 防衛省によりますと、これだけの数の艦艇が日本付近を航行するのは極めて異例だということです。

 防衛省によりますと、9日午後4時ごろ、ロシア海軍のフリゲート艦や補給艦など艦艇4隻が、宗谷海峡を西から東に向けて通過しているのを、海上自衛隊のP3C哨戒機が確認しました。
 さらに警戒を続けたところ、ロシア海軍の艦艇およそ20隻が北海道沖の日本海を航行しているのを確認したということです。
 防衛省などによりますと、ロシア海軍は、12日にかけて、北海道東北沖のオホーツク海で射撃訓練を行うことを周辺各国に通告していて、これらの艦艇は訓練海域に向かっているものとみられています。
 防衛省によりますと、これだけの数の艦艇が日本付近を航行するのは極めて異例だということです。
 ロシア軍を巡っては、8日も空軍の爆撃機2機が日本列島付近の上空を一周しており、9日、玄葉外務大臣が、ロシア側に対しこうした行動の自制を求めています。






NHKニュース 2011年9月9日 22時28分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110909/t10015508181000.html

爆撃機飛行 ロシアに自制求める



 玄葉外務大臣は、ロシアのラブロフ外相と電話で会談し、両国の関係を発展させるためには北方領土問題の解決が不可欠だという考えを伝えるとともに、8日にロシア空軍の爆撃機2機が日本列島付近の上空を一周したことを取り上げ、自制を求めました。
 
 電話会談は9日に行われ、玄葉外務大臣が
 「日ロ関係を発展させるためには、経済面での協力を進めるとともに、北方領土問題を解決して、平和条約を締結することが不可欠だ」
と述べたのに対し、ラブロフ外相も
 「対話を継続する用意がある」
と応じました。

 また、玄葉大臣は、8日にロシア空軍の爆撃機2機が北海道から沖縄にかけての日本列島付近の上空を一周したことを取り上げ、
 「日本国民の間で意図や対応に疑念が生じている。
 刺激するような行動は自制してほしい」
と述べて、こうした行動の自制と情報の提供を求めました。
 これに対し、ラブロフ外相は
 「国際法上、問題はない」
という認識を示したうえで、
 「必要に応じて情報提供する用意がある」
と述べました。

 このあと、玄葉大臣は記者会見で
 「主権に関わる問題については粘り強く対応し、受け入れられないものは受け入れられないと、しっかりと言うことが大切だ。
 同時に、領土問題は静かな環境で解決していくことが大事だ」
と述べました。




NHKニュース 2011年9月9日 4時13分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110909/t10015482601000.html

ロシア爆撃機 日本列島を一周





 8日、ロシア空軍の爆撃機2機が北海道から沖縄にかけての日本列島付近の上空を一周し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して追尾を行いました。
 防衛省によりますと、領空への侵入はありませんでしたが、ロシアの軍用機がこうしたコースを飛行するのは異例だということです。
 
 防衛省によりますと、8日午前6時ごろ、ロシア空軍のTU95爆撃機2機が対馬海峡付近の日本の領空に接近したため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し追尾を始めました。
 爆撃機は、その後、東シナ海上空を南下し、沖縄本島の南を回って太平洋側に抜け、日本列島に沿うように北上しました。
 爆撃機は、さらに空中給油機による給油を受けながら宗谷海峡上空を回り、今度は日本海側を南下して、およそ14時間後の午後8時ごろ、日本から離れていったということです。

 防衛省によりますと、領空への侵入はありませんでしたが、ロシアの軍用機が日本列島付近の上空を一周するのは異例だということです。
 ロシア空軍を巡っては、先月以降、5回にわたって爆撃機や情報収集機が日本の領空に接近しており、日本周辺での活動が活発化する傾向にあります。

 ロシア国防省の報道官は、8日、ロシアの通信社に対し、
 爆撃機が日本列島の周辺海域を19時間にわたって飛行した
ことを認めるとともに、
 自衛隊機と韓国空軍機合わせて10機の追尾を受けた
ことを明らかにしました。
 そのうえで、
 「今回は洋上の訓練飛行だった。
 ロシア空軍は定期的に公海上をパトロール飛行しており、国際法の違反や領空侵犯はしていない」
と主張しました。
 ロシア空軍は、4年前、ソビエト崩壊後に停止していた長距離爆撃機による24時間体制のパトロール飛行を再開したと発表し、その後、爆撃機が日本周辺を飛行することがありましたが、今回のように日本列島を一周する長時間の飛行は異例のことです。
 ただ、ロシア国防省は、今回なぜ、このようなルートを取ったのかや、その理由については詳しく言及しませんでした。


 先月、中国の空母が試験航海した。
 ロシアはこれに敏感に反応している。
 この空母はソ連のものなので、その能力についてロシアは十分心得ているだろう。
 その空母の艤装を参照して新たに中国は2隻の空母を建造している。
 ロシアとしてはそれが気になるところだろう。
 ロシアとしてみれば中国の前に日本がいてくれないと困る。
 いわば日本は中国の抑止力だ。
 そのレベルがどの程度のものか調べに入っているようである。
 と同時に、「反ロシア」という機運を盛り上げる形を取りながら、
日本にもっと軍事力を強化しろ
というメッセージを送っているようである。

 中国の空母や尖閣問題、北朝鮮のテポドン、韓国の竹島などあり、ちょっときな臭いが、
ロシアとの北方領土は大人の理性的外交問題処理
の形をとっており、先の前原前外務大臣の訪問などで見られるように即発の状態にはない。

 とすれば、この爆撃機の日本回遊に込められたメッセージとは何か。
 ロシアは何を言わんとしているのだろうか



サーチナニュース  2011/09/06(火) 19:41
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0906&f=politics_0906_006.shtml

日本が与那国島にF-15配備、長江デルタ襲撃可能

  日本政府は沖縄与那国島に沿岸監視部隊を配備する方針で、防衛省は石垣島と宮古島の自衛隊増派を検討している。
 これについて中国国防部のスポークスマンは先週、中国政府の立場を再度表明、西南諸島の軍事力増強の真の意図について説明するよう呼びかけた。
 中国網日本語版(チャイナネット)は
 「ところが日本はすでに防衛計画の大綱に従い、徐々に西南諸島地域への防衛強化を図っている」
と報じた。

◇配備調整

  防衛省は南西諸島の警戒監視機能を強化するため、航空自衛隊那覇基地の戦闘機を現行の約20機から約30機に増強し、1飛行隊から2飛行隊体制に改編する方向で検討している。
 このほかに沖縄那覇市の陸上自衛隊第一混成団を旅団に昇格し、部隊規模を1800人を2100人に増強した。
 この旅団から与那国島に駐屯する隊員が派遣される。

  防衛省は与那国島西端の15―20ヘクタールの土地を購入して軍事基地を建設する方針で、基地にはヘリコプター駐機場などが設けられる予定だ。

  防衛省は「航空自衛隊那覇基地宮古島分屯基地」をすでに宮昨年古島に建設したが、同基地は日本の西南海域最大の無線偵察基地である。
 その補充・強化策として防衛省はさらに九州と沖縄の移動式レーダーを装備する部隊を与那国島基地に配備し、光学機器などで東中国海海域を航行する外国船を監視する計画だ。

◇兵器装備の技術向上

  自衛隊はすでに那覇基地のF-4戦闘機を高性能なF-15戦闘機に切り替え、西南諸島空域の防衛を強化。
 同地域の監視・偵察を増強するため、宮古島などの西南諸島に高性能な三次元座標レーダーを配備、その探知距離は対空警戒レーダーの次ぎ、比較的高い干渉防止能力をもつ。

  また日本は今年、新型哨戒機P-1を米国の対潜哨戒機P-3Cの代わりに配備する。
 P-1は日本が独自に開発した光波距離計と赤外線深海探査艇を搭載、その作戦範囲は2000キロメートル以上と中国の長江デルタ経済区をほぼカバーしている。

  記事は、
 「防衛省が西南諸島の軍事力を強化する一方で、野田佳彦新首相はアジアの国とはウィンウィンの関係、隣国とは安定した関係を築きたいと表明。
 一方では強硬な態度、もう一方では柔軟な態度と行動に矛盾がある。
 これでどうやって周辺諸国に信用しろというのか?
 だから西南諸島の軍事力強化の真の意図について、中国軍当局は日本に説明を求めるわけだ」
と報じた




サーチナニュース 2011/09/16(金) 13:25
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0916&f=politics_0916_005.shtml

ロシアの強硬な態度に、日本は「無策」を露呈=中国メディア

  ロシアの爆撃機「ツポレフ(TU)95」2機が日本を一周したことを受け、ロシア爆撃機が領空を通過しないよう日本と韓国の戦闘機10機が緊急出動した。
 野田内閣発足後最初の外交トラブルに急発展している。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  日本は連日ロシアに抗議を繰り返しているが、ロシアの軍・政府ともに強硬な態度を示している。
 9月9日、10日に戦艦と軍用機が日本周辺で活動したほか、ロシア国家安全保障会議のパトルシェフ書記がクリル諸島(日本名:北方領土)を訪問。
 東京はこれにどう対応するのか?
 日本のメディアは「前代未聞の挑発」と報じ、ロシアは「国際法に違反していない」の一言で、日本の非難を相手にしなかった。
 日本のメディアは13日、野田内閣を瀬踏みするかのように、北朝鮮が年内にもロシアと合同軍事演習を行うと伝えた。

◇ロシアの反応で日本の「無策」露呈

  ロシアでは、東京の怒りがメディアの物笑いの種になっている。
 ロシア紙は13日、「熊を脅さないで」というタイトルの文章を発表し、ロシアの爆撃機はとっくに基地に戻ったのに、日本はまだ激怒している。
 ロシアのマカロフ総参謀長は12日、
 「不満を示す国もあるようだが、ロシアは空軍による哨戒を止めない」
とコメントした。

  ロシア紙はまた、日本はずっと極東地域においてロシア軍を大規模に監視しているが、これは秘密でも何でもない。
 ロシア海軍の演習場にもしょっちゅう日本の偵察機が現れる。
 日本のロシアに対する非難は理解できないと伝えた。
 ロシア高官のクリル諸島訪問に対する日本のメディアの非難について、別のロシア紙は、パトルシェフ書記がクリル諸島訪問でまた日本人の「悲痛」を呼び起こしたと報じた。

  ロシアの強硬な態度に対し、日本は保守勢力が叫び声を上げるだけで、日本は「無策」を露呈した。
 野田氏が引き継いだ日本を、西側メディアは「収拾がつかない状況」と形容している。
 米ウォールストリート・ジャーナル紙は、
日本の政治システムは見たところすでにマヒしており、
経済的にも今年は地震、津波、福島原発事故といった三重の打撃を受けたことで、
国全体が衰退して競争力を失い、
社会には倦怠(けんたい)感が充満している

と伝えた。

◇ロシア、北東アジアで「長期的なほうび」ねらう

  ロシア爆撃機の日本一周は、冷戦が北東アジアに再び戻る影をみせた。 
 北東アジアが世界でもっとも冷戦に近い地域だという声もある。
 中国社会科学院世界歴史研究所の聞一研究員は、ロシアは中国に強硬な態度を取ることで、東北アジアにロシアが戻るという明確な姿勢を伝えようとしていると指摘する。

  英王立国際問題研究所のプラウダ教授は、
 「この20年、東北アジアの領有権をめぐる問題で、ロシアが態度を軟化させたことはない。
 以前よりも強硬なのは、ライバルである日本の実力が落ちているからだ。
 ロシアは、日本が国内経済を回復させるのに精いっぱいで、ロシアと争う余裕がないとみている。
 日本の態度が曖昧(あいまい)であれば、ロシアは北東アジアの領有権争いで有利な立場に立つだろう。
 ロシアにとってはこれが長期的なほうびとなる」
と指摘した。


 今の日本は、ひたすら自らの傷の回復を行うことしか残っていない。
 東日本大震災のダメージは大きい。
 見通しが立つのは数年かかるだろう。
 次の地震が控えていることもあって、対外的に動向できる状況にはない。
 まずは、傷を癒して内を固めること、これが優先される。
 中国の抑えにロシアという選択肢というのは、当面の手段である。
 ロシアが動き中国が動くとき、日本がダメージをくらって舞台から引っこんでいる。
 これは止む得ない。
 再び舞台に登場するには、強固な軍事力が必要になる。
 いまは静かにそれを獲得する方向で動くことになろう。
 中国ロシアの行動は、否が応にも自衛の意識を高めてくれる。
 これまでの平和ボケからの脱去には、
 「いまそこにある危機」

が必要だ。
 中国とロシアはそれを演じてくれている。
 この両国には感謝しないといけないだろう。
 


サーチナニュース 2011/09/14(水) 11:28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0914&f=politics_0914_011.shtml

露爆撃機の日本周回は「戦略的兵器持たぬ日本への皮肉」

  ロシア軍の爆撃機2機が8日に日本周辺空域を周回したことについて新華網は14日、「戦略的武器の価値を見た」とする評論を掲載した

  評論はまず、本件について日本側が強い抗議に出たの対して、ロシア外務省は「教育ミッションであり、国境の侵犯はしていない。
 このような飛行は日本を含めて日常的に実施しているものと認識している」冷静に回答したことを紹介した。

  その上で、今回の件はたった1回の飛行で相手に大きな圧力を与える
 「戦略的兵器の威力の大きさ」、
 「このような戦略的兵器を持っていない日本に対する皮肉」
という2つの意味を持つと分析した。

  戦略的兵器の価値は、政治や外交がその役割を果たせないあるいは果たしづらい場合に切るカードという点にあり、相手に対して「危険な行動を取らないように」タイムリーに伝えることができるとした。
 戦略的兵器を持つ国に対しては、話し合いのテーブルに戻す最良の手段となり、持たない国に対しては優位に立つ「伝家の宝刀」となるため、軍事大国は積極的に戦略的兵器の保持に努めてきたと論じた。

  評論はさらに、
 「日本は経済や技術先進国であり日米同盟の後ろ盾があるものの、ロシアに比べて自由に行き来できる状況にある」
ことを日本に対して明確に示したとした。




サーチナニュース 2011/09/28(水) 11:51
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0928&f=politics_0928_014.shtml

日本とロシアが共同訓練、ロシアの真の意図は?=中国

  日本海上自衛隊とロシア海軍による捜索・救難共同訓練が27日に実施された。
 25日には参加部隊となるロシア軍艦艇が日本に入港済みである。
 この共同訓練の主要な目的は中国への牽制(けんせい)にあるとアナリストは指摘している。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
 以下は同記事より。

  日本にとってロシアは常に頭痛の種だ。
 特に、発足まもない野田佳彦政権に対し、ロシアは安全保障問題で揺さぶりをかけ続けている。
 いちじるしく悪化している日ロ関係に見えるが、
共同での捜索・救難共同訓練を日本沿海で行うとのニュースに中国は戸惑いを隠せない。

  ついこの前まで極度の緊張状態にあった両国が共同訓練を行なう、と聞けば、ロシアが日本の抑え込みに成功したのが明白であるばかりか、日本を支配下に取り込もうと虎視眈々と狙うロシアの意図すらも感じられる。

  ロシアにとって日本を手中におさめることは容易なことなのである
 領土問題、軍事力、エネルギー供給など、いずれもロシアが主導権を握っており、日本は今、ロシアに頭が上がらない状態になっている。
 頼みの綱の米国は、両国の領土問題に対しノータッチの姿勢を貫いており、日本はロシアの言うままに服従せざるを得なくなっている。
 日本に選択の余地はあまり残されていないのだ。

  ロシアが日本を取り込み、今回の共同訓練を執り行う目的は、国の視点をアジアに移すためだ。
 これまでの動きを見ると、ロシアでは今、政策調整を行ない、アジア重視の国家戦略に移行しようとしている。
 外交的政策、軍事的政策を問わず、アジアは今後ロシアが重要視すべき対象になっているのだ。


 どこからこういうトンチンカンな発想が出てくるのだろう。

 ロシアにとって日本を手中におさめることは容易なことなのである。
 領土問題、軍事力、エネルギー供給など、いずれもロシアが主導権を握っており、日本は今、ロシアに頭が上がらない状態になっている。

 中国がこういう勘違いをしていてくれている間は日本は安全ということであろう。 
 その間にせっせと、対中国への安全策を講じることができるというわけである。
 それが、ロシアのメッセージというわけであろう。





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