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朝鮮日報 記事入力 : 2011/08/22 09:01:3
「フジテレビは韓流やめろ」 6000人がデモ
21日午後、東京・台場のフジテレビ本社周辺で、約6000人(主催者側の発表)が参加して「反韓流デモ」が行われた。
デモ隊はこの日、フジテレビ本社周辺で日章旗(日の丸)を振りながら「フジテレビは韓流の放送を中止せよ」などといったシュプレヒコールを叫んだ。
また「ノーモア韓流、ノーモアK-POP」「偏向放送をやめろ」「世論の歪曲(わいきょく)をやめろ」といったプラカードも登場し、デモは4時間余りにわたって続いた。
フジテレビは最近、韓国ドラマやK-POPなどの韓流コンテンツを最も積極的に放送しているとの理由で、インターネットを中心に形成されている嫌韓派の反発を招いている。
フジテレビをターゲットにした反韓流デモは、今月7日に続き2回目だ。
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/08/22 09:02:39
フジテレビ前の反韓流デモ、規模は前回の2倍
1回目に比べ2倍に拡大、デモ隊「日の丸」行進
集会主催者もビックリ、ネットで生中継
「これほど大勢集まるとは」
21日、東京・台場のフジテレビ前で行われた「反韓流」デモに約6000人が集まると、デモの主催者側は驚いた様子を見せた。
福島第1原子力発電所の事故をきっかけに行われた反原発デモをほうふつとさせるほど、多くの人々が参加したためだ。
デモ隊はこの日、400人ずつに分かれ「我々は韓国のドラマを見たくない」などのシュプレヒコールを上げた。
極右傾向の強い番組を制作している「チャンネル桜」は4時間以上にわたり行われたこの集会を、インターネットの動画配信サイトで生中継した。
ネット中継の視聴数は4万件を超えたという。
デモを主催した「フジテレビ抗議デモ実行委員会」は今回、7日の1回目とは違い、警察からデモの許可を得た一方、ネット上で「韓流は日本文化を殺す」などの刺激的な論理を展開、組織的にデモ参加者を集めた。
デモ主催団体は1回目のデモ参加者数を2500人としている。
■名目は「『フジテレビの韓流偏向放送』に対する抗議」
デモ主催団体は「『反韓流・反韓デモ』ではなく、フジテレビの偏向放送に対する抗議だ」と主張している。
韓国ドラマの放送時間はフジテレビが月40時間で、NHKの4時間やTBSの20時間よりも多すぎるというのだ。
また「フジテレビはニュースなど複数の番組を通じK-POPに対し過度に時間を割いており、韓流人気を誇張している」とも訴えている。
デモを2回行うという事態に発展した直接的なきっかけは、俳優・高岡蒼甫(29)が先月23日に簡易投稿サイト「ツイッター」でフジテレビを「韓流偏向」と批判し、所属事務所を解雇されたというニュースが広まったことだ。
■反韓流デモは「コップの中の嵐 」
デモ主催団体は、フジテレビでCMを流すスポンサー企業の製品不買運動も行っているが、日本での韓流人気を考えれば、こうしたデモは「コップの中の嵐」に終わりそうだ。
反韓流デモが行われている中でも、韓国のアイドルグループは主な人気ランキングに名を連ねている。
かつての『冬ソナ』ブーム時は中高年の主婦ファンが主流だったが、最近の韓流はドラマからK-POPへ移り、年齢層も小学生にまで広がっている。
韓流スターが国民的スターに引けを取らないほどの人気を集めているのだ。
このため、フジテレビだけでなくNHKやTBSなど他局でも韓流スターの出演をめぐり競い合っている。
■極右派のけん制
第2の韓流ブームを受け、コンビニには韓流スターのスペシャルグッズが並び、サムスン製のスマートフォン「ギャラクシー」など韓国製品の人気も高まっている。
韓流スターが登場するCMも急増し、最初から日本市場だけをターゲットにデビューするK-POPグループも現れた。
韓流は日本人の生活の中に浸透しているが
「極右派はこれをけん制するため組織的にデモをしている」
という声もある。
「今回のデモは市民団体などが多数参加した反原発デモに匹敵するほど大きな規模で行われたが、極右団体が組織的に介入していなければ、そうしたことは不可能」
という見方だ。
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どうもよくわからないのだが、フジテレビというのはフジサンケイグループだよな。
そして、
サンケイ新聞とは韓国から右翼メデイアに指定されている新聞社
だよな。
たとえば産経新聞系列の扶桑社は「新しい歴史教科書をつくる会」を主催して、
韓国から目の敵にされている教科書を作っているところだ。
なのに、一方のテレビ局は韓国ドラマをメインに放送している。
まさかこのグループ、両極端を据えることによってバランスをとっているのではないだろうな。
もしそうだとしたら、実に経営がうまい。
新聞社の論評で韓国をたたき、そうすることによってそこから超割安の韓国ドラマを輸入して時間の穴埋めをしている。
だいたいドラマなんてものは面白くなければ誰も見ない。
面白いから見るのだろう。
それならそれでいいではないか。
フジテレビが韓国のメデイアを下請けに使っていると思えばすむことである。
右翼系とわかっていながらドラマを売る韓国も韓国だが、しかし商売は商売である。
売れればドラマ製作の励みになる。
韓国の業界もそれで潤い、ヤルキになるならそれでいいではないのだろうか。
見る見ないは視聴者の勝手ではないか。
昔、アメリカの西部劇のテレビが流行った。
たとえばローハイド、ララミー牧場、拳銃無宿、ローンレンジャーなどなど。
でも、日本で自前のテレビドラマが作れるようになったらあっと言う間に、消えてしまった。
これからデジタル化されると、もっともっといろいろなことが起こる。
そのうち、素人製作のドラマ番組が出てくる可能性もある。
そういうチャンネルがあちこちで作られる。
ドラマはテレビ局が作る時代から、趣味集団が作るものへと変わっていくだろう。
昔はドラマを作るにはハード的部分にお金がかかった。
いまは、手のひらサイズのコンパクトなデジタルカメラでドラマが作れるのだ。
それもHD:ハイビジョンでである。
ビデオの編集ソフトもOSについてきているのだ。
Youtube を見てみればわかる。
なにしろ面白い映像があふれかえっている。
いまは動画のレベルだが、これにドラマ性を与えれば一気にくだらんテレビドラマなど凌ぐようになる。
金がかからないなら誰でもドラマを作ってみたいと思うようになるはずである。
優れた脚本家がいれば、それだけでいいのだ。
それだけで世界に配信できるドラマが作れるのである。
手のひらカメラで映画がビデオが作れる世の中なのである。
SF用とか時代劇用とかいった貸しスタジオ業が流行るかもしれない。
たとえばバックにそれ用のグラフィックス画像を映し、かつらと衣装を合わせれば時代劇がいとも簡単に撮影できるというスタジオだ。
テレビ局だけが製作を独占する世界など、もうじき消えてなくなる。
その一つが韓国ドラマの隆盛だろう。
テレビ局が製作しなくなるという方向性を示す、最初の前兆がフジのスタンスだろう。
ギャーギャーギャーギャー騒ぐこともあるまい。
時代の変わり目だということである。
生き残れればいい作品だったということであり、消えてしまえば時間つぶしだったということである。
このデモ、インターネットで配信されたという。
視聴者数は4万件を超えたという。
そう、もうちょっと踏み込んで主人公を設定し、ドラマ仕立てのデモという’筋をつければもうそれで映画になってしまうのだ。
もうあと一歩。
そこに踏み込めたとき、テレビ業界は一気に変革される。
もうそこまで足音は迫ってきている。
テレビ局ににデモをするというのは、これ遊びだろう。
遊び半分のデモ、これが昨今のハヤリ。
要はみんなが注目してくれれば「デモをやる」目的は達成されるのだ。
真面目にやっているヤツなんていうのはバカバカしいほどいない。
早晩、テレビ局なるものが今のように重さを持つ社会は消えていくだろう。
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BLOGOS 2011年08月24日23時03分
フジテレビへのデモ(韓流)に思う
工業製品の世界では中国製品が安さで世界を席巻しました。
韓流ドラマもコンテンツを買ってくればすぐに報道でき、それが安いとなれば市場を席巻するのも普通の経済。
1回当たりのコストが、報道ステーションで1500万円、こち亀(ドラマ)で1回4000万円、SMAPxSMAPで5000万円という金額とのことです。
韓流ドラマだと1回で数十万円~という話ですので、韓流ドラマは多少視聴率が劣ろうが、それ以上に安ければ魅力的です。
1時間のコンテンツで数千万円費用が違うというのであれば、それだけスポンサーからのCM料をもらえないと割に合いません(本来は関連商品の売上げなどを含みます)。
日本独自のコンテンツに、コストに見合うだけの収益を出すだけの価値が有るのか。
ここは議論されるべきでしょう。
今の韓流放送ブームは最近しぼみがちな芸人ブームと同じ印象です。
安くて視聴率が取れるコンテンツを探していたら「芸人」にたどり着いた。
売れるためには安いギャラで番組に出てくれてテキトーにネタやトークをさせておけばよいので楽です。
そして、M-1などで盛り上げて芸人は面白いという印象を売ろうとしていました。
他にもスポーツだけでもバスケやフットサルや陸上やボクシング日本タイトルマッチなど報道できるテーマはたくさんあります。
しかし、そのような様々なコンテンツを報道せずに、日本全体の中からあれほどまでに芸人に偏っていることは偏重以外の何者でもないでしょう。
デモにはなりませんでしたが、インターネットなどでは
「最近の番組はどこをつけても芸人ばかりだけでおもしろくない」
という意見もありました。
韓流報道ブームと同じ図式です。
芸人ブームもしぼみつつあるところに、さらに
安くてお手軽な韓流というテーマが収まっただけ
というところではないでしょうか。
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