● サムスン
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2011年08月24日15時13分 [ⓒ 中央日報日本語版]
アップル「iPhone5」は“ワールドフォン”…困惑する三星
今年10月初めに発売予定の米アップル社の次世代スマートフォンiPhone5が、いわゆる「ワールドフォン」になるといううわさが業界に出回っている。
スマートフォン市場でアップルと競い合っている三星(サムスン)には困惑の知らせだ。
最近、電子製品情報サイト「Ubergizmo」などの業界消息筋によると、iPhone5は符号分割多重接続(CDMA)と移動通信(GSM)を同時に支援するデュアルモード通信チップを搭載し、世界中のどこでも使用できるように製作されるという。
現在、米国のモバイル通信会社などではCDMA方式とGSM方式のうち1つを採用している。
しかしうわさ通りアップルが2つの方式が使える技術を開発してiPhone5に搭載するとなると、業界に大きな波を引き起こすと見られる。
iPhone5がワールドフォンとして販売されれば、各国が定めた通信網や周波数の制限を受けないため、世界中どこでも自動ローミングになる。
出張や旅行中、わざわざローミング設定する不便さからも解放される。
スマートフォンに搭載された各種機能を国に関係なく使えるというのはもちろんだ。
アップルは、iPhone5で従来より一層アップグレードした新たな運営体制(OS)iOS5を披露する。
文字メッセージや写真、動画、連絡先などを相手とやり取りしながらグループチャットができるモバイルメッセージサービス「アイメッセージ (iMessage)」と、親指だけでキーボードが押せるように2つに分離させた「スプリットキーボード(Split Keyboard)」機能などが搭 載される予定だ。
アップルはiPhone5の発売を来年初めに予定していたが、最近グーグルがモトローラの携帯電話製造事業部門を買収したことから発売を早めたという。
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/08/25 10:19:14
http://www.chosunonline.com/news/20110825000032
スマートフォン:サムスン「世界1位へ自信あり」
「新興市場攻略…タブレットPC売り上げ今年5倍に」
世界第2位のスマートフォン(多機能携帯電話端末)メーカーであるサムスン電子は、成長余力が高い新興市場を攻略することで、
アップルを抜きスマートフォン世界1位(売り上げ台数基準)に挑む
ことを発表した。
また、新たに注目されているタブレットPC(タッチパネル式の表示・入力部を持つ携帯可能なパソコン)の今年の売り上げ台数を昨年比5倍以上に増やすことも決めた。
スマートフォンとタブレットPCで世界1位のアップルに真っ向勝負を宣言したのだ。
これは、サムスン電子の洪元杓(ホン・ウォンピョ)副社長(携帯電話部門)が24日、ソウル市瑞草区のサムスン電子ビルで行われた同グループ水曜社長団会議で述べたものだ。
洪副社長は
「新興市場を中心に1台200ドル(約1万5000円)以下の『マス・スマートフォン市場』が本格的に形成されつつある。
成長潜在力が大きい新興市場を攻略することで、携帯電話世界1位に挑戦する」
と述べた。
マス・スマートフォンの割合を昨年の16%から2015年には51%へと急成長させることで、同市場を先行獲得しようというものだ。
同グループの李仁用(イ・インヨン)コミュニケーションチーム副社長によると、出席者が
「いつアップルに追いつくことができるか」
と質問すると、洪副社長は
「『いつ』と時期を定めることはできないが、可能だ」
と強い自信を見せたという。
また、サムスンを追撃する潜在的なライバル企業としては、台湾のHTCと中国のZTEを挙げ、注目を集めている。
このほか、洪副社長はコンテンツやサービスを強化するためメディア・ミュージック・リーダー(書籍)・ゲームの「コンテンツ4大ハブ」を構築、サムスン・クラウド・サービスを通じ顧客に提供することも発表した。
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こういう不要な大言壮語するというのは、サムスンがアップルとの接点を探りに出始めたということであろう。
共存共栄の道を模索するためのアドバルーンと見ていいだろう。
それにアップルがどう答えてくれるかである。
おおー、ステーブ・ジョブスが辞任した。
サムスンはこの機を逃してはならない。
日頃の傲慢さをひたすら抑えて、アップルとの妥協点を探らないといけない。
それ以外に残された道はない。
これは神がサムスンに与えてくれた、最後になるかもしてない恵の手だ。
日頃の傲慢さをひたすら抑えて、アップルとの妥協点を探らないといけない。
それ以外に残された道はない。
これは神がサムスンに与えてくれた、最後になるかもしてない恵の手だ。
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毎日.jp 2011年8月25日10時15分
http://www.asahi.com/business/update/0825/TKY201108250109.html
「残念だがその日が来た」ジョブズ氏アップルCEO退任
写真:アップルCEOを退任したジョブズ氏アップルCEOを退任したジョブズ氏
米アップルは24日、病気療養中のスティーブ・ジョブズ氏(56)が最高経営責任者(CEO)を退任し、取締役会会長になったと発表した。
事実上、経営の第一線を退くことになる。
後任にはティム・クック最高執行責任者(COO、50)が就いた。
ジョブズ氏は今年1月に療養に入り、日常業務はクック氏が担ってきた。
ジョブズ氏は社員らに宛てた24日付の手紙で
「CEOとしての職務や期待に沿えなくなった場合、すぐに伝えると言ってきた。
残念ながらその日が来た」
と記した。
ジョブズ氏はアップルコンピュータ(現アップル)を1976年に友人らと創業。
いったんアップルを離れたあと97年に暫定CEO、2000年に正式なCEOとなった。
パソコン「iMac(アイマック)」、携帯デジタルプレーヤー「iPod(アイポッド)」、携帯電話「iPhone(アイフォーン)」、タブレット端末「iPad(アイパッド)」などをヒットさせ、アップルは急成長。
今年4~6月期は売上高、純利益が過去最高となり、今月には米石油大手エクソンモービルを抜いて、時価総額が米企業首位となった。
ジョブズ氏は製品のデザインや使い勝手まで厳しくチェック。
社内や利用者の間でカリスマ的な存在になっていた。
CEO退任が伝えられた後、アップルの株価は24日の時間外取引で一時、同日終値比で7%近く下落した。
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記事入力 : 2011/08/26 07:09:53
グーグルのモトローラ買収、韓国公取委も適法性審査
韓国公正取引委員会の金東洙(キム・ドンス)委員長は26日、インターネット検索最大手のグーグルが米携帯電話端末大手のモトローラ・モビリティーをの買収を決定したことについて「(公取委による)審査対象になると判断される」と述べた。
金委員長は同日、欧州商工会議所の昼食会で講演後、記者団に対し
「(企業統合の)承認要請がなされていないため、現時点で公式な手続きは行われていないが、韓国経済にとって非常に重要な事案なので、基礎的な資料収集を行っている」
と説明した。
グーグルは今月15日、モトローラ・モビリティーの買収を発表したが、公正取引法によると、外国企業間の合併・買収に関しても、韓国での売上高が200億ウォン(約14億2000万円)を超える場合、韓国公取委が企業統合を承認するか否か審査することになっている。
金委員長は
「基準に従い、厳格に受け止め、必要ならば積極的な国際協調を行いたい」
と指摘した。
公取委は審査の結果、モトローラ買収に競争を制限する懸念がある場合、承認に条件を付けるか、承認しないこともあり得る。
世界2位の鉄鉱石企業、BHPビリトンが昨年、同3位のリオ・ティントの敵対的買収を目指した際、韓国や欧州連合(EU)などの公取委が市場競争が阻害されるとの暫定的な判断を下したところ、BHPは買収を断念した。
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グーグルのモトローラ買収を韓国が承認しないということになったら、どうなるのだろうか。
非常に興味のあるところだ。
資源開発企業の買収は国家レベルの問題だが、ソフト会社がハード会社を買収しても国家レベルにはなるまい。
あくまで商取引に過ぎない。
ちょっと、アセリが先行していないだろうか。
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ウォールストリートジャーナル 2011年 9月 10日 8:38 JST
http://jp.wsj.com/Business-Companies/Technology/node_304086
サムスン「ギャラクシー」の販売差し止めを確定=ドイツ裁判所
【アムステルダム】ドイツの裁判所は9日、同国内における韓国サムスン電子のタブレット型携帯端末「ギャラクシー10.1」販売差し止めを確定、米アップルとサムスン電子との間で続く国際的な特許闘争でアップル側が再び勝ち点を上げた。
デュッセルドルフ裁判所は、8月初めにアップルが勝ち取ったサムスン電子のギャラクシーに対する販売禁止仮処分を確定した。
ギャラクシー、アップルの「iPad(アイパッド)」の対抗機種として最も有力視されている。
ただし、サムスン電子はこれを不服として控訴している。
ギャラクシーがiPadに似すぎているかどうかも今後の裁判で決まる。
この特許闘争の中心は米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」と、アップルが「iPhone(アイフォーン)」ならびに「iPad(アイパッド)」に使っているOSとの間の争いだ。
サムスン電子のタブレット型PCとスマートフォンではアンドロイドが使われている。
今週初め、台湾のスマートフォン(多機能携帯電話)メーカー大手、宏達国際電子(HTC)は、グーグルから取得した特許を使い、アップルが無線通信技術と携帯電話のディスプレーに関する同社の米国特許を侵害しているとしてデラウェア裁判所で提訴した。
サムスン電子の全体の売上高にタブレット型PCが占める比率はわずかであり、PCギャラクシーがドイツで販売禁止となっても、同社にとって大きな損失となるわけではない。
アナリストの見積もりによれば、売上高で世界最大規模のハイテク企業である同社が今年上半期に出荷した タブレット型PCは約200万台で、同時期の携帯電話の出荷台数1億4000万台に比べるとごくわずかだ。
それに対し、同時期におけるアップル「iPad」の出荷台数は1390万台に上る。
だが、9日の判決はサムスン電子にとって欧州の混迷状態が続くことを意味する。
オランダの裁判所は先に、サムスンのオランダ子会社に対し、スマートフォン「ギャラクシーS」、「ギャラクシーS2」、「ギャラクシーエース」の販売を欧州で禁じる判決を下した。
これらの画面をスクロールする方法や画像を閲覧する方法がアップルの特許を侵害していると判断したものだ。
禁止措置は10月13日に発効する。
しかし、そのオランダの判決によると、親会社はオランダを除く欧州全域でこれら機種を販売できる。
同じように、デュッセルドルフ裁判所が9日に下したタブレット型PCの販売に対する判決も、サムスン電子やドイツ以外の子会社の事業に影響するわけではない。
ただ、同社のドイツ子会社は、ほぼ欧州全域でPCギャラクシーを販売できなくなる。
国や子会社によって販売禁止の内容が異なるため、できるだけ多くの国で製品を販売し続けたいサムスンは物流に頭を悩ませることになりそうだ。
サムスンは9日、書面による声明で、
「今回の判決はドイツの消費者にとって選択肢を大幅に制限するもので、残念に思う」
とした上で、判決は
「非常に包括的な意匠権に基づく差し止め命令であり、業界のデザインの革新と進歩を妨げる」
と述べた。
また、同社は
「ドイツの消費者が選択肢を取り戻せるよう、この判決については直ちに積極的に控訴する」
ことを明らかにした。
さらに、ドイツとオランダの判決における食い違いについても言及している。
ただ、係争中の訴訟問題が同社の欧州における携帯電話事業に与える影響は少なく、オランダの顧客に「ギャラクシー」スマートフォンを引き続き提供できるよう「必要な措置を講じる」と述べた。
知的財産権を取り扱う英国の法律事務所、ラウスの弁護士、コリン・ファウラー氏は、
「 販売差し止めをめぐる衝突は、アップルとサムスンだけでなく、他のタブレットメーカーや消費者にとっても重要だ。
ギャラクシーがドイツ市場で売れないことを意味するからだ」
と指摘した。
同氏はまた、
「ただし、アップルのデザインが有効性を認められるかどうか、また、サムスンの製品がアップルの製品の模倣で知的財産権を侵害しているかどうかは、まだ何カ月も先までわからない」
とも述べている。
関係筋によれば、サムスンは、これ以上の訴訟問題を避けるため、米マイクロソフトのウィンドウズ・ソフトウェアを使ってタブレットの製品ラインを拡大する準備をしている。
現在、スマートフォンとタブレット型携帯端末のデザインと機能をめぐり、サムスンとアップルの間では9カ国で19件の訴訟が進行中だ。
アップルは文書による声明で、
「サムスンの最新製品が、そのハードウェアの形からユーザーインターフェース、さらにはパッケージまでiPhoneやiPadに酷似していることは偶然ではない。
このようなあからさまな模倣は許されるべきでなく、アイデアが盗まれた場合には知的財産権を守る必要がある」
と述べている。
記者: Archibald Preuschat and Martin Rapp
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