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朝鮮日報 記事入力 : 2011/08/19 11:20:18
韓国で若者のソフトウエア業界離れが深刻化
深夜まで残業しても年収は3000万ウォンに満たず
政府・企業の冷遇が問題
1991学年度の大学入試学力テストで全国1位に輝いた、徳仁高校(全羅南道木浦市)出身のAさん(37)が受験したのは、医予科(医学部課程に必要な予備知識を学ぶ科)でも電気工学科でもなく、ソウル大学のコンピューター工学科だった。
80年代後半から90年代半ばにかけ、コンピューター工学科は学生に一番人気のある学科だった。
それは、大学受験予備校の大成学院が作成した「93学年度学力テスト点数別の大学入学配置基準表」を見ても分かる。
理系の最上位はソウル大のコンピューター工学科と物理学科で、その次に電気・電子・制御工学科グループ、医予科、機械工学科が続いている。
KAIST(韓国科学技術院)のソン・ムンチョン教授は
「80年代から90年代初めまでは、世界的ソフトウエアを開発して『第2のビル・ゲイツ』になろうと夢見て、コンピューター工学科に学生が殺到した」
と語る。
オンラインゲーム会社のNHNを設立したイ・ヘジン理事会議長、ネクソンを設立したキム・ジョンジュ会長が、まさにそんな夢を抱いてソウル大コンピューター工学科に入学した学生だった。
今はどうだろうか。
大成学院が作成した「2011学年度大学入試の志願可能大学・学科参照資料」によると、理系の一番人気はソウル大の医予科で、2位以下はソウルや地方の大学の医予科、韓医予科、歯医予科などが続く。
さらに、ソウル大の化学・生物・材料・建築・機械工学・数学科が並び、その次にようやく電気・コンピューター工学科が登場する。
■ソフトウエアエンジニア養成システムの欠如
15-20年の間に、なぜこれほどまでにソフトウエア関連学科の人気が衰えてしまったのだろうか。
それは、韓国でソフトウエア業界に足を踏み入れても未来が見えないからだ。
Bさん(33)はコンピューター工学の修士学位を取得し、2年間ソフトウエア開発会社に勤めた後、退職して昨年に法科大学院(ロースクール)に入学した。
Bさんは退職の理由について
「先輩たちを見ていて、この底辺に居座り続ければ結婚もできないような気がした」
と打ち明けた。
毎日のように午前1-2時まで残業する先輩たちの年収は3000万ウォン(約210万円)に満たない。
こうした状況のため、コンピューター工学を専攻した学生が、途中で別の道に転向したり、外国に渡るケースも少なくない。
KAIST出身のCさん(34)もその一人だ。
Cさんは大学院生のころ、著名な学術誌に何本も論文を掲載するほど実力を認められていた。
卒業後は大企業系列会社のSI(システム・インテグレーション)企業に入社したものの、4年前に退職し、米国のシリコンバレーに渡った。
Cさんは退職の理由について
「斬新なソフトウエアのアイデアを出しても全く見向きもされず、既存のプログラムの維持・補修をやらされるばかりで挫折感を覚えた」
と語った。
■ソフトウエアエンジニアの冷遇も問題
IT(情報技術)業界は、政府の不適切なソフトウエア開発費算定方法が、優秀な人材を冷遇する業界構造を作る原因となったと口をそろえる。
政府は、ソフトウエアエンジニアの等級を実力とは関係なく学歴や勤続年数で区分している。
開発業務を発注する際には、勤続年数に応じて時給に差を付ける。
建設現場の作業員とよく似た賃金形態だ。
開発業者は、上級の開発者は時給の単価が高いため、中級の開発者を使うことが多い。
そのため、実力を積んだ上級開発者は開発に携わることができず、管理職に昇級するか、開発現場を離れるケースがほとんどだ。
インターネットサービス会社・KTハイテル(KTH)の朴泰雄(パク・テウン)副社長は
「革新的なソフトウエアを開発できる人と、言われたことだけをこなす平凡な人が同じ扱いを受けている業界に、優秀な人材が集まるわけがない」
と語る。
大企業がソフトウエアを重視せず、ソフトウエア業界での買収・合併(M&A)がほとんどないことも問題だ。
世界最大の動画投稿サイト「ユーチューブ」や、スマートフォン(多機能携帯電話)向けプラットフォームのアンドロイドの創業者は、いずれもグーグルに買収されることで大金を手にした。
そうした「ヒット神話」が、米国の若者たちをソフトウエア業界での起業に向かわせる原動力となっている。
韓国では、中小企業が優れたソフトウエアを開発し、市場に流通させると、M&Aはおろか、すぐに大企業がよく似たソフトウエアを開発するケースが日常茶飯事に起きている。
その結果、最初に開発した中小企業が破綻に追い込まれるケースも少なくない。
こうした状況から、ソフトウエア業界を目指し、挑戦しようとする若者はほとんどいなくなっている。
ソウル大学の安哲秀(アン・チョルス)融合科学技術大学院長は
「ソフトウエア分野は、優秀な人材が2-3人集まれば机一つでも起業できる。
韓国でも、成功したソフトウエア企業に正当な対価を払って買収するM&A文化が活性化してこそ、優れた人材がソフトウエア産業に集まるようになるだろう」
と話している。
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/08/19 11:18:44
苦境にあえぐ韓国のソフトウエア関連学科
ソウル大、KAISTでも定員割れ
韓国経済の将来を担う原動力となる、ソフトウエア関連の人材が不足している。
かつては理工系のエリートの卵が競い合って入学した、有名大学のコンピューター・ソフトウエア関連の学科は、ここ数年間学生数の減少が続き、入学定員を減らしても定員割れする状況だ。
ソウル大コンピューター工学科の定員は、昨年は55人だったが、同学科を志願した学生は45人で、定員より10人少ない結果となった。
同学科は電気工学科と共に「電気・コンピューター工学部」として学生を募集するようになってから、学生たちが2年生に進級する際、専攻分野を選ぶこととした。
昨年度に入学した学生は211人。
このうち79%に当たる166人が、2年生に進級する際に電気工学科を選んだ。
コンピューター工学科の定員割れは昨年だけのことではない。
2006年から今年までの6年間で、定員割れは5回に上った。
定員割れが特別なことではなくなっているというわけだ。
「理工系の最高学府」として名声をはせてきた韓国科学技術院(KAIST)は、状況がさらに深刻だ。
KAISTもソウル大と同じく、2年生に進学する際に専攻分野を選択する。
ソフトウエア関連の学科は「電算学科」という。
電算学科は2004年以降7年連続で、定員の50人を満たさなかった。
00年代初め、IT(情報技術)ブームが巻き起こった際には、新入生の数は130人近くに達したが。
08年にはその4分の1の33人にまで減少した。
昨年はスマートフォン(多機能携帯電話端末)の人気もあって、新入生の数は46人に達したが、これが7年間で最も多い数だった。
こうした「ソフトウエア学科離れ」は、韓国の有名大学で全般的に見られる傾向だ。
本紙がイギリスの教育情報会社QSと共同で実施した「2010アジア大学評価」で、上位にランクされた韓国の10大学について調査した結果、ソウル大・KAIST・延世大・梨花女子大・漢陽大・中央大の6大学で、コンピューター工学科や電算学科などソフトウエア関連学科の入学定員の減少が数年間にわたって続いていることが分かった。
学生たちの「ソフトウエア学科離れ」が、学科自体の規模の縮小につながっているというわけだ。
サムスン経済研究所によると、06年には大学1校当たり平均80人だったソフトウエア関連学科の入学定員は、09年には73人となり、9%減少した。
ソウル大コンピューター工学科の高健(コ・ゴン)教授は
「若い学生たちが将来の基幹産業を見向きもしない国に将来はない」
と苦言を呈した。
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以前に知人が言っていたのは「優秀なソフト技術者は自動車会社がさらっていく」、というものだった。
いま、もっともソフト技術の層が厚いのは、警視庁とトヨタ自動車ではないだろうか、とも言っていた。
本当かどうかは知らないが、何しろソフトにはあらゆる分野から参入してくる。
そして参入が可能な分野でもある。
能力のないヤツがソフト屋になる、と言われていたが、今はどうなっているのだろう。
それでも日本にはまだオタクがいる。
そのぶんだけでも助かっているのかもしれない。
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2011年08月19日14時37分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
三星の「ソフトパワー」がアップルやグーグルと勝負するには
三星(サムスン)電子のスマートフォン開発を担当する無線事業部は最近、緊張している。
グーグルのモトローラ買収で三星の「ソフトパワー」に関心が高まっている中、自社の基本ソフト(OS)「バダ(bada)」を搭載したスマートフォン「Wave3」の公開が近づいているからだ。
三星の関係者は18日、
「9月2日にドイツ・ベルリンで開かれる欧州最大の家電展示会(IFA2011)で初めて見せる予定」
と明らかにした。
「審判の日」が目の前に迫っているのだ。
OSは「ソフトウェアの花」と呼ばれる。 会社が持つソフトウェア開発力の集結体だ。
三星はその間、グーグルのアンドロイドOSを基盤としたスマートフォンを主に製造しながらも、独自のOSであるバダをあきらめなかった。
3つ目のバダ搭載フォン「Wave3」の完成度は三星の未来を見る一つの目安だ。
三星電子無線事業部長の申宗均(シン・ジョンギュン)社長が17日、
「グーグルのモトローラ買収は産業界の大きな変化だ。
バダに力を注ぐ」
と述べたのもこうした理由のためだ。
しかしこれまでバダはほとんど成果を出せなかった。
今年4-6月期の世界市場シェアは1.9%にすぎない。
こうした状況でも三星が世界携帯電話市場で2位になったのは、グーグルの共有・開放型OS「アンドロイド」のためだった。
しかし今後グーグルはモトローラにのみ独占供給する可能性もある。
三星の元エンジニアのA氏は
「かつて三星はノキアのOSシンビアンの開発に参加した。
しかしノキアがリファレンスフォン(新バージョンを出す度に先に搭載して出す携帯電話)を独占したことで大きな収益を得られなかった」
と振り返った。
続いて
「外部ではあまり知られていないが、三星はすでに00年初めにバダのOS開発を始めていた。
それでもまだ成功していないのは、開発力の不足というよりも戦略の問題」
と述べた。
成功するソフトウェア企業の特徴は
「オープン(open)」と協業、ベンチャー精神だ。
しかし三星は製造業からスタートした巨大企業らしく、独自開発を好む閉鎖的文化、投資に対する実績を要求する成果主義が強いという評価だ。
こうした性向をIT業界では「NIHシンドローム」と呼ぶ。
三星がこれにうまく対処できていないのは、過去のソフトウェア開発では分かる。
三星は1992年、「アレアハングル」に対抗するワードプログラムとして「訓民正音(フンミンジョンウム)」を出した。
グループレベルで全幅的に支援したが、惨憺たる結果に終わった。
いま訓民正音は「三星専用プログラム」になっている。
MSワード・ハンコムオフィスと互換できないうえ、スマートフォンで見ることもできない。
三星が開発に成功した代表的なソフトウェアには、携帯電話のキーボード入力技術「天地人」が挙げられる。
しかし三星の職員だった開発者と特許権紛争があり、色あせてしまった。
このため、三星の「ソフトパワー」を強化するためには、一日も早く
「開かれたソフトウェア生態系」
を構築しなければならない、というのがIT業界の診断だ。
ソフトバンクコリアのムン・ギュハク社長は
「ソフトウェア産業はギャンブルのようなものだ。
未来の価値にベッティングする必要がある。
アップルやグーグルが売上高1000億ウォンの会社をその数倍の金額で合併・買収(M&A)するのもこうした理由からだ」
と述べた。
A氏は
「今の難局を内部の力だけで解決しようとしてはいけない。
S(スーパー)級人材1000人よりも世界に開かれたソフトウェア生態系の構築が重要だ」
と助言した。
◇NIHシンドローム=独自で開発していない技術や研究成果に対する排他的な態度を意味する。
「Not Invented Here」の頭文字。 外部の技術とアイデアを積極的に活用する「オープンイノベーション」の最大障害物に挙げられる。
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難しい問題ですね。
昔、日本にはトロンというのがあった。
官民あげて取り組んだが、最終的にはアメリカに潰された。
サムスンだけでどうなるものではない、というのがソフトの世界だ。
ソフトというのは、仮想空間であらゆるところとつながっていないといけない。
クローズされた領域でのみ動いても価値がない。
ビジネスとはそういうものだということだろうと思う。
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/08/20 11:00:45
【社説】ソフトウエアに適正な代価を
韓国で最高レベルの人材が集まるソウル大学とKAIST(韓国科学技術院)のソフトウエア関連学科は5‐7年にわたり定員割れを起こしている。
全国の大学のソフトウエア関連学科の定員は、2000年の120‐130人から09年には30‐70人にそれぞれ減少し、かつて理工系で最高だった合否ラインも中レベルに低下した。
これら学科の卒業生がソフトウエア業界に就職する割合は30%に満たず、大半が教師、公務員、ロースクール(法科大学院)進学など、専攻とは関係ない進路を選んでいるという。
アップルのスマートフォン(多機能携帯電話端末)市場席巻、グーグルのモトローラ買収などで世界のIT業界に地殻変動が起き、韓国のソフトウエア産業の脆弱(ぜいじゃく)性が表面化している。
そして、サムスン電子の株価が連日下落する前例のない事態となっている。
韓国は携帯電話、半導体、液晶パネルなどのハードウエアには強いが、ソフトウエア競争力は経済協力開発機構(OECD)加盟19カ国で14位だ。
ソフトウエア産業の規模は213億ドル(約1兆6300億円)で10位、研究開発投資の規模は7位で、米国の338億ドル(約2兆5600億円)の2.4%に当たる8億ドル(約610億円)にすぎない。
以前から理工系の人材がソフトウエアの研究開発に背を向けた結果、こうした状況を招いた。
韓国企業はソフトウエアをハードウエアにおまけで付ける付属品のように考え、中小ソフトウエア業者に安値で下請けをさせる慣行が定着し、ソフトウエア開発人材は昇進や待遇の面で冷遇されてきた。
技術者が奇抜なアイデアで特許を取り、それによって会社の売り上げが大きく伸びても「社内発明」という理由で、一時払いの激励金だけの形式的な報奨しか受け取れないのが現状だ。
マイクロソフトやクアルコムなど米企業では「報奨がなければ、発明もない」という方針の下で、特許開発に貢献した社員に報奨金だけでなく、ストックオプションなどの見返りを与えている。
グーグル、インテル、アップルが共同出資する特許会社、インテレクチュアル・ベンチャーズ(IV)は、開発者に投資収益の50%を支払い、アイデアを買い取っている。
社会全体の蔓延(まんえん)した違法コピーも、ソフトウエア人材の育成を阻む病巣だ。
新たに開発されたソフトウエアの43%が無断コピーされて流通しており、大企業は中小企業のアイデアを遠慮なく奪っていく。
米国ではどの企業であれ、特許侵害が認定されれば、10年間は関連する営業が禁止され、ソフトウエアの違法コピーには10万ドル(約770万円)以上の罰金と最高5年の懲役刑が下される。
違法コピーに何の罪悪感もない風土をこのまま放置すれば、新たなソフトウエアの開発に参加する若者は消えてしまうだろう。
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ただのものに果たしてお金を払うだろうか。
社会的民度が上がらない限り、ソフトウエアの価値は上がらないだろう。
そして、文明の流れが「農業-工業-知識」と動いていくとき、
識知にお金を払うという認識
が刷り込まれないない限り、民度は上がらず、発展の潮流から取り残されてしまうことになる。
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/08/17 11:27:23
【社説】韓国IT産業、ハードウエアの体質から改善を
世界最大のインターネット企業グーグルが、モトローラの携帯電話事業部門(モトローラ・モビリティ)を買収した。
グーグルはこれまでスマートフォン(多機能携帯電話端末)やタブレットPC(タッチパネル式の表示・入力部を持つ携帯可能なパソコン)といった携帯用端末を動かす基本ソフト(OS)のアンドロイドを開発し、世界のITメーカーに無料で提供してきた。
しかし今回グーグルがモトローラの買収に踏み切ったのは、今後はソフト開発だけにとどまらず、ハードウエアの市場への進出を目指すことを意味する。
モトローラは現在、スマートフォン市場で世界8位と低迷しているが、1973年に世界で初めて商業用の携帯電話を開発した伝統ある企業で、これまでに1万7000以上の無線通信関連の特許を取得している。
世界のスマートフォン市場はアップルのiPhoneが18%、グーグル陣営のアンドロイドフォンが48%を占めている。
さらにもう一方の強者であるマイクロソフトも、フィンランドのノキアを巻き込みながら激しい競争を繰り広げている。
マイクロソフトがノキアを買収するとの見方が浮上している中、近く世界のスマートフォン市場はOS開発と製造技術の双方を持つアップル、グーグル、マイクロソフトの3強体制に再編される可能性があると考えられる。
グーグルは
「iPhoneに対抗するためにも、モトローラとそれ以外のメーカーを差別しない」
と述べ、今回の買収の意図をアンドロイド陣営の強化にあると説明している。
しかし韓国の携帯電話メーカーはハード面の技術に依存しているため、ソフトとハードの双方を持つ米国の3社に挟まれ、自分たちの地位は今後さらに不安定になるだろう。
これまでサムスン電子、LG電子、パンテックの3社は、ハードウエア技術を持たないグーグルの弱みを補強するパートナーとしての役割を果たし、スマートフォン市場で善戦してきた。
サムスン電子はアップルに続いて、端末では世界2位に浮上している。
今年7月までの期間における韓国の携帯電話端末の輸出額はおよそ170億ドル(約1兆3000億円)で、昨年同期に比べ14%増加した。
今回、グーグルがモトローラを買収してハードウエア生産の基盤を確保したことにより、韓国メーカーは生存に向け、独自のOS開発を含むソフトウエア技術の確保が喫緊(きっきん)の最優先課題となった。
ソフト分野でもトップの座を獲得するには、メーカー特有の体質、「上命下服」の仕組みから見直す必要がある。
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