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朝鮮日報 記事入力 : 2011/10/01 09:58
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/10/01/2011100100343.html
「南シナ海で局地戦辞さず」 中国メディアが強硬論
中国国内では今、南シナ海の領有権問題をめぐり、対立関係にあるベトナム、フィリピンと果敢に局地戦を展開すべきだという強硬論が浮上している。
ベトナムとフィリピンが米国、インド、日本などと軍事協力関係を結び、南シナ海で油田開発に乗り出すことを防げないという理由からだ。
「西陸網」など軍事専門サイトで議論が始まった局地戦論は、官営メディアにまで広がりを見せている。
人民日報系の環球時報は9月27日、南シナ海での武力行使を主張する寄稿を掲載した。
民間シンクタンクの中華エネルギー基金委員会のストラテジスト、龍韜氏は
「南シナ海に戦場を限定し、最も騒ぎ立てているベトナム、フィリピンを攻撃し、他国ににらみをきかせなければならない」
と主張した。
その上で、龍氏は
「南シナ海は中国関連施設がないので、戦場としては最適だ。
イラク戦争やリビア空襲を学ぶまでもなく、必ず勝利できる。
小規模の戦争で侵略行為を確実に阻止することは、より大きな戦争の防止にもつながる。
学者は米国の介入を懸念するが、反テロ戦争にかかりきりの米国は、南シナ海で第2の戦争を繰り広げる力がない」
と指摘した。
軍事学者の倪楽雄・上海政法学院教授は
「一部による主張が官営メディアにまで登場したのは異例だ。
軍事専門家は中国にそうした戦争を遂行する能力があることを知っているが、中国指導部は依然として、勇気と決断力が不足している」
と語った。
香港の親中紙、大公報も30日の評論で、2008年のロシアによるグルジア侵攻をを例に挙げ、強力な軍事的圧力の必要性を強調した。
同紙は
「ロシアは国際法違反の論議にもかかわらず、グルジアと一線を辞さないことで、20年来の南部辺境問題を解決した。
ロシアが核心的利益を守るために下した決定とその方式、手段を深く考えるべきだ」
と書いた。
ロシアは08年8月にグルジアで親ロシア自治勢力が強い南オセチアとアブハジアを保護するため、グルジアに侵攻し、5日でグルジアの国土の半分を占領する一方的な勝利を収めた。
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甘いね。
アメリカって国は平和国家ではないのだよ。
あちこちに火をつけることで、景気経済を盛り上げている国家なのだ。
戦争をするのが、アメリカの国是なのだ。
それで不景気を克服しようとするのが、アメリカ経済学の基本だよ。
アメリカは喜んで参戦してくるだろう。
ついでに指導部である、北京を叩こうとするだろう。
アメリカは北京を抑えこみたいのだ。
そのきっかけを北京が投げてくれるなら、喜んで飛びつくだろう。
中国中に古い爆弾をバラマキ、爆薬性能テストをやられるのがオチだ。
下手すると、新型爆弾の実験場にされるぞ。
間違っても、アメリカを平和国家などと考えてはならない。
アメリカは「戦争の犬」なのだ。
アメリカは戦争をすることで国威発揚をする国なのだ。
それに肉を与えるような口実を作ってはならない。
No.2の大国にのし上がった中国人のがぼせ上がるのもわかるが、世界を知らないのがたまに傷だ。
アメリカは甘く見るととんでもないことになる。
周辺諸国を助けるという大義名分さえできれば、喜んですっ飛んでくるのがアメリカだ。
好きなんだよ戦争が、アメリカはドンパチに根っから感動する民族なんだよ。
バカなことは考えないほうがいいよ。
もしやりたいなら冷静に見て、アメリカを抑えるだけの国力を保持してから、考えることだよ。
まだそれには半世紀早い。
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レコードチャイナ 2011-10-07 05:47:57 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=54908
日中が戦争になったらどうなるのか?
日清戦争とは時代が違うことを肝に銘じよ
2011年10月、香港誌・亜洲週刊(10月17日号)のウェブサイトに邱立本(チウ・リーベン)編集長のコラム
「中国と日本が最終的に戦争になったらどうなるのか」
が掲載された。
以下はその内容。
日中が最終的に再び戦争になったら、どうなるか?
尖閣諸島問題で双方は一触即発の事態となり、
「日中大戦」はもはや小説の中での出来事だと高をくくってばかりもいられなくなった。
一部の軍事アナリストは早くも両国の軍事力の比較を始めたが、日中が戦争を始めれば、核戦争となり、第3次世界大戦へと拡大する可能性が高いことを忘れてはならない。
戦争が始まれば、
日本は尖閣諸島や東シナ海沖で中国の原子力潜水艦や精度の高いミサイルに全滅させられるだろう。
さらに米国が日米安保に基づき、第7艦隊に中国を攻めさせても、
中国は中性子爆弾を使えば米空母も殲滅(せんめつ)させることができる。
核戦争というパンドラの箱が開いてしまえば、
米国も中国に核攻撃を仕掛け、最終的には双方が全滅して終わるだろう。
新たな冷戦の亡霊がアジア上空を徘徊(はいかい)している。
今の東アジア情勢は冷戦時代に戻ったようだ。
日米韓が連携して中国を包囲し、中国の海・空軍力を第一列島線内に封じ込めようとしている。
一方、中国はロシアと手を組み、共同でこれに対抗。
また、北朝鮮で最近後継者に決まった金正恩(キム・ジョンウン)氏も中国の支持を受けている。
日本人は再び原爆を落とされたいとは思わないだろう。
だが、もはや19世紀の日清戦争や1930年代の日本の中国侵略戦争とは違う。
中国は今や、原爆も水素爆弾も中性子爆弾も持っているのだ。
それなのに歴史はまるで呪いのように、教訓を生かそうとしない政策決定者を時代の落とし穴に陥れようとしている。
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戦争を煽るのはいいが、少々危険が伴う。
日本相手にイザコザをおこしているくらいでやめたほうがいい。
繰り返すが、アメリカを甘くみてはいけない。
アメリカは戦争のプロだ。
戦争が三度のメシより好きというDNAをもっている。
世界中にトラブルのタネを撒き、それに火がつくと正義の論理をでっち挙げて介入していくのが趣味の民族だ。
ここ半世紀以上を超近代兵器の戦争を繰り返し繰り返し仕組んできた国だ。
戦争経験豊富なベストプロフェッショナルだ。
もし、アメリカ空母にちょっかいを出したら、アメリカは歓喜するだろう、歓迎するだろう。
「また、戦争ができる」と。
アメリカから比べると、中国はここ半世紀以上対外戦争を経験していない。
アメリカと比較すると小学生モドキのレベルだ。
戦争は経験に比例する。
特に、近代兵器の用兵に関してはそのハードをいかに効果的に運用できるかというソフト能力に大きく依存する形になっている。
それを学ぶのは実地経験しかない。
中国にはまるでそれがない。
原爆だとか中性子爆弾だとかいっているが、如何に十全に使用できるかというソフトがなければ自爆するしかない。
戦争は兵器の数合わせではない。
運用力である。
中国にはそれがない。
アメリカは過去に膨大な経験をつんだ国家だ。
アメリカは中国がちょっかい出してくるのを待っている。
そして初戦で大きく負けるような形を作り、自己の正当性を強調できるような態勢をつくりだすだろう。
スペースシャトルのような宇宙へ行って帰ってくることのできるとてつもない技術と実行力をもっている国だ。
いまは少々、お金がない。
が、戦時態勢になればあっと言う間に変わる。
「I shall return」のできる国家だ。
ゆっくりと、落ち着いて世論を盛り上げ聖戦にまで昇華させるだろう。
そのとき、中国の未来は危うくなる。
昔の日本と同じだ。
アメリカにとって、中国はなくてもいい国だ。
中国の代わりはいくらでもある。
中国をロシアと分割して統治することぐらいのことはいとも容易に考える国家である。
アメリカを甘くみてはいけない。
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